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富良野の人気チーズケーキ「ふらの雪どけチーズケーキ」はどんな味?

最終更新日:2020/04/11  

 

北海道アンテナショップで見つけた「ふらの雪どけチーズケーキ」というお菓子。アンテナショップでも定番の人気商品で、メディアでも紹介の多いこのチーズケーキ。

 

この記事では、「ふらの雪どけチーズケーキ」のこだわりや味わい、実際に食べた感想をレポートします。

 

 

「ふらの雪どけチーズケーキ」とはどんなチーズケーキ?

 

「ふらの雪どけチーズケーキ」は、北海道富良野の中心街に店を構える「菓子司 新谷(かしつかさ しんや)」というお菓子店のチーズケーキです。

 

菓子司 新谷は、1914年に創業。富良野が「北海道のへそ」として知られることにかけた「へそのおまんぢう」は富良野の代表銘菓として長く愛され続けています。また、地元の素材を生かし、北国の風土を表現したチーズケーキやチーズ菓子はメディアでも絶賛され全国的な話題になっています。

 

そんな「菓子司 新谷」の代表菓子のひとつが「ふらの雪どけチーズケーキ」です。東京の北海道アンテナショップでも常に人気の定番商品です。

 

ふらの雪どけチーズケーキは、北海道富良野の雪どけをイメージしたチーズケーキです。

 

チーズケーキは4層構造になっていて、各層で雪どけの時期の富良野の自然が表現されています。下記のように上から層をなしています。

 

 

生クリーム層 → ふわふわの新雪を表現

濃厚なクリームチーズケーキ層 → 北海道の大地に積もった雪を表現

ブルーベリー入りの特製山ぶどうジャム → 雪の下で春を待つ草木の芽をイメージ

ザクザク感を出したパートシュクレ → 肥沃な大地を表現

 

このように各層で富良野の雪どけが表現され、3日間かけてこだわりのチーズケーキに仕上げられています。

 

この「ふらの雪どけチーズケーキ」は、このスタンダードなものに加え、「いちご」や「ショコラ」など季節によっていくつかの種類が販売されています

 

サイズは、直径約14cmのホールタイプと、一人分サイズにパッケージされたカットタイプがあります。

 

この商品は要冷凍品で、食べるときに解凍して楽しみます。完全解凍で濃厚なチーズケーキに、半解凍でもアイス感覚で楽しめます

 

賞味期限は、冷凍で180日。「解凍後は3日以内にお召し上がりください」とあります。

 

 

ふらの雪どけチーズケーキの味わい

 

今回は完全解凍で頂きました。

 

表面の生クリーム層はふわふわの新雪を表現しているようにとても繊細。

 

 

香りからも上品なクリームを感じます。クリームはほんのり甘くほどよい重さがあります。新鮮なクリームを丁寧に泡立て、柔らかすぎず、固すぎずのふわりととろける食感を生み出しています。

 

その下のベイクドチーズケーキの質感は思った以上に滑らかでムースのよう。濃厚タイプとさっぱりタイプのクリームチーズをブレンドし、ふらの牛乳と卵を混ぜ合わせてつくられています。まろやかで濃厚な味わいですが、その下のジャムの酸味のアクセントでバランス良く仕上げられています。

 

一番下のパートシュクレも生地自体はしっとり柔らか。噛むと生地に練り込まれたピーカンナッツが心地よいザクザク感を出し香ばしさを後味に残します

 

 

側面のサブレ生地は詰まった弾力のある食感で、ほんのりシナモンの風味が鼻に抜けます。

 

全体を合わせて食べると、滑らかな舌触りにリッチでコクのある味わいが口に広がり、ジャムの酸味やナッツの香ばしさがまるで春の訪れを感じるようなフレッシュ感を与えます。また、中心部のソフトでクリーミーな部分と外側のシナモン香る食感豊かな部分の味わいの違いが食べていて楽しさを感じます。

 

食べ応えもあり、この1ピースで十分な満足感を得られます。

 

北海道の自然の美しさと生産者のこだわりが目に浮かぶような魅力あるチーズケーキでした。