最終更新日:2020/05/17
今回ご紹介する「チーズ蒸しケーキサンド」は、チーズ蒸しケーキでチーズクリームをサンドしたセブンイレブンのコンビニスイーツです。
そして加えてご紹介したいのが、ヤマザキの「焼きチーズスフレ」です。
どちらも製造は山崎製パンで見た目もそっくり。一体何が違うのでしょうか?
この記事では、両商品の概要や特徴、実際食べて感じた味の違いをご紹介します。
セブンプレミアム「チーズ蒸しケーキサンド」は、2019年11月5日に発売されたセブン&アイグループと山崎製パンの共同開発商品です。
北海道産の3種のチーズ(チェダー、ゴーダ、クリームチーズ)を使用した生地で、北海道産クリームチーズと自家製カスタードをブレンドしたクリームをサンドしています。
ぱっと見はパンケーキを2枚重ねたよう。
持つとしっとりしていてずっしりと重さがあります。
生地はとてもきめが細かく優しい口当たり。ふんわりしているのにしっとりもっちりしていて、口の中で自然と溶けていくなめらかさがあります。
中のチーズクリームは、とても軽い質感で生地の食感とマッチ。塩味も若干効いています。
見た目以上にボリュームを感じるリッチな味わいで、チーズの風味もしっかり出た美味しいデザートです。
そして、こちらがヤマザキブランドの「焼きチーズスフレ」です。
このように素材の構成は同じで、チーズ風味の生地で北海道産のチーズ入りクリームがサンドされています。
そして、裏パッケージに書かれている原材料表記の内容もほぼ同じです。
まず最初に気づく違いは商品名です。比較すると、セブンが「蒸しケーキ」なのに対して、ヤマザキは「焼きチーズスフレ」となっています。つまり、「蒸す」「焼く」という調理法の違いがあるということになります。
ぱっと見はほぼ同じですが、焼きチーズスフレの方が焼いている分、表面の色が濃いようにも見えます。
断面を比べてみると生地の質感も若干違います。
左:セブン「チーズ蒸しケーキサンド」 右:ヤマザキ「焼きチーズスフレ」
このように焼きチーズスフレの方が、生地がなめらかでキメが細かいのがわかります。
実際持つとその違いはよりはっきり感じます。持ったときに指に伝わる感覚が「焼きチーズスフレ」の方がよりしっとりしていてずっしり重く感じます。生地はより柔らかく崩れやすい繊細な質感です。この違いは「蒸しケーキ」と「スフレ」の作り方の違いからきているのでしょう。
また、味わいにも次のような違いを感じます。
ヤマザキ「焼きチーズスフレ」の方が
・繊細でなめらかな食感
・甘みが強い
・チーズ感は少ない
つまり、ヤマザキ「焼きチーズスフレ」はより口溶けが良く甘みもあってデザート感の強い味わい。一方、セブンの「チーズ蒸しケーキサンド」は、ほんのり塩味も感じチーズの印象がより強く表れた味わいです。
カロリーは、
セブンプレミアム「チーズ蒸しケーキサンド」:287kcal
ヤマザキ「焼きチーズスフレ」:284kcal
とほぼ同じです。
販売価格は、
セブンプレミアム「チーズ蒸しケーキサンド」:138円(税込)
ヤマザキ「焼きチーズスフレ」:105円(税込)
ヤマザキの方はスーパー「まいばすけっと」の価格です。
結論としてどちらも魅力的な商品です。
もしあなたが
甘党でデザート感を求めるならヤマザキ「焼きチーズスフレ」
チーズ感を求めるならセブンプレミアム「チーズ蒸しケーキサンド」
をおすすめします。
個人的にはヤマザキ「焼きチーズスフレ」の生地の食感は予想外の驚きがありました。
ぜひ気になったら試してみてください。