最終更新日:2020/04/20
ローソンから新発売されたカウンターフーズ「グーボ」。カリッと揚げた春巻状の生地に具材をゴロっと詰め込んだスティックタイプのスナックです。
口コミでも特に人気のある明太チーズ味を試してみました。
グーボは、ローソンから2020年3月31日に発売されたカウンターフーズです。
グーボの味わいは「明太チーズ味」「ベーコンポテト味」「メキシカンチョリソー味」の3種類。
各味別に鮮やかなピンク、イエロー、グリーンのパッケージで、カウンターショーケースの中でも一際目を引きます。
明太チーズ味のパッケージは、鮮やかなピンクをベースにした地にリズミカルにロゴが並んだポップなデザイン。
箱を開けると薄っすらピンクがかったグーボが顔を出します。
カリっと揚がった生地はややオイリーですが、パッケージをキリトリ線に沿って切ることで手を汚さず食べれます。
グーボの形状は細長く、具材の詰まった部分の両端に薄いひれ状の生地が伸びています。
その伸びた生地の部分は、ザクザクと音を立てる食感が楽しく、香ばしく揚げられたシンプルな風味はどこか懐かしさを感じます。色はピンクがかっていますが、風味に明太子は感じません。
具材が詰められた部分の生地は、薄皮が何層も重なっているように見えます。食べてみると外側の生地はサクサクの軽やかな食感ですが、中の層になるにつれてしっとり、もっちりした弾力のある食感に変わります。
この層をなした複雑な食感がとても魅力的です。
ゴロっと入った具材はクリーミーなチーズソースにたっぷりの明太子と細かく刻まれたマカロニとマッシュルームが混ぜ合わされています。
風味からはチーズをしっかり感じます。そこに明太子やシャンピニオンが合わさりクリーミーなグラタンのような印象です。具材の質感は滑らかでマカロニやマッシュルームも柔らかく仕上がっています。
味わいは思った以上に濃厚かつ刺激的です。特に明太子の辛味がかなり効いています。チーズによって多少まろやかになってはいるものの、辛さで口の中が熱くなり、食べた後もしばらく唇がヒリヒリするほどです。
その熱さを感じるほどの辛味と濃いめの味付けが全体をパンチのある印象に仕立てています。スナックとしてオイリーさもあり食べ応えも十分です。
そんなジャンク感たっぷりな味わいには、ビール、サワー、炭酸飲料などの泡の刺激がぴったり。辛味を和らげるマッコリなど乳酸発酵系の飲み物も良さそうです。
グーボの明太チーズ味は、他の口コミなどを見ても明太子の刺激的な辛さに注目したコメントが目立ちますが、個人的にはやはり食感を味わって食べてほしい商品です。
コンビニのカウンターフーズはどうしても食感が単調になりがち。しかし、グーボは食感が複雑です。
外側のやや重たい「ザクザク」感から始まり、表面の「カリッサクッ」、内側生地の「もっちり」、「ゴロッ」と詰まった具材の「トロッ」。次々と違う食感が重なり合う楽しさは新鮮です。
コンビニのカウンターフーズ最前線を知りたいあなたはぜひグーボを試してみてください。