最終更新日:2020/05/19
チーズをぱりぱりに焼き上げるチーズせんべいは今や広く知られる人気レシピです。
作り方は簡単。チーズをクッキングシートの上にのせて電子レンジで加熱するだけです。
好みのスパイスや具材をのせてアレンジも自在。ぱっと作れるおつまみレシピとしておすすめです。
そこでこの記事では、チーズせんべいの作り方やコツ、おすすめのアレンジレシピをご紹介します。
Contents
冒頭に述べたようにチーズせんべいの作り方は簡単です。具体的に以下のような手順で行います。
①クッキングシートにチーズを置き、好みで具材をのせる
②電子レンジに①を入れ、チーズの表面が薄っすら色付くまで加熱する
※加熱が弱いとパリパリ食感にならないので、チーズがブクブクしなくなって、さらにチーズの色が変わった辺りがおすすめです。
③クッキングシートから丁寧に剥がし、冷めたら完成
※冷めるまでキッチンペーパーの上に置いておくと余計な脂分も取れてよりパリッと仕上がります。
このように作り方は至って簡単です。ただし、作るうえでいくつかの押さえておきたいコツがあります。
まずは、チーズせんべいに使うチーズについてです。具体的に以下のようなチーズがおすすめです。
・安価なチーズ
・味が強めのチーズ
・溶けやすいチーズ
・脂肪分が少なめのチーズ
結論から言うと、「とろけるタイプ」のスライスチーズが最も適しています。
例えば、チーズせんべいに食感や風味豊かなチーズを使うとその魅力は台無しです。手頃な価格のチーズで十分美味しくできます。
また、チーズせんべいに味が穏やかなチーズを選ぶと仕上がりに物足りなさを感じます。例えば、モッツァレラは味が穏やかなのでチーズせんべいにするにはあまり向きません。
チーズせんべいは、チーズが溶けやすいほど短時間でうまく仕上がります。
さらに、脂肪分の多いチーズを使うと油っぽくなると同時にパリッとした食感に仕上がりにくくなります。
そういう意味で、スライスチーズ、ベビーチーズ、6Pチーズなどのプロセスチーズがおすすめで、特に「とろけるタイプ」のスライスチーズが最も適しています。
チーズせんべいは使うチーズに厚みがあると仕上がりにムラができやすくなります。ある部分は焦げているのに違う部分はしっとりしているような状態です。悪くはありませんが均一にサックリしている方が美味しいです。
チーズせんべいのチーズは、約5mm厚以内にするのがおすすめです。例えばベビーチーズや6Pチーズは厚みを半分にスライスすれば5mm厚になります。
とはいえ、やはりスライスチーズが均一にムラなく仕上げるのに最も無難です。
チーズせんべいの上に野菜などの水分の多いものをのせると仕上がりに時間がかかり、チーズの部分と具材の部分にムラができうまく仕上がりません。
具材に水分があるときは、出来るだけキッチンペーパーなどで水分を取ってからのせるとより美味しくできます。
また、油分や糖分は加熱すると焦げやすいため注意が必要です。
そういう意味で、チーズせんべいの風味付けにはスパイスや水分が少なく風味や食感の強い食材がおすすめです。
ただし、塩分のある食材をのせるときは量に気を付けましょう。チーズの塩味もあるのでのせすぎると塩辛くなり過ぎてしまいます。
それではチーズせんべいのおすすめのアレンジをご紹介します。
もっとも手軽な風味付けはスパイスです。
おすすめは、「黒胡椒」「七味唐辛子」「ガーリック(粗挽きorスライス)」「カレー粉」です。
香りだけでなく辛味もあるところがポイントです。風味の弱いスパイスだとチーズにスパイスの印象が消されてしまい上手く個性が発揮されません。特におすすめは黒胡椒。無難で間違いない味です。
スパイスと同じくらい好相性なのがナッツです。チーズせんべいにするとナッツの香ばしさとカリカリの食感が加わりワンランク上の仕上がりになります。
無塩素焼きのミックスナッツを細かく砕いて黒胡椒でアクセントを効かせるのがおすすめです。
オリーブは思った以上に風味が生きていてワインのおつまみにおすすめです。
作るときは細かく刻んでキッチンペーパーで水分を取ってからチーズにのせます。
塩分が強いのでのせるオリーブの量は少なめがベスト。
海老せんべいが定番であるように、チーズせんべいにも海老は抜群に合います。
今や乾燥小エビは100円ショップでも手に入ります。
こちらもたっぷりのせると塩味が強すぎるので注意が必要です。写真くらいの量で十分です。
ご飯のお供の定番はチーズせんべいにも合います。
ぜひあなたのご飯のお供で試してみてください。
「結局何でもありか」とあなたは思ったはずです。
実際、チーズせんべいのアレンジは無限にあります。
そしてその自由度の高さと簡単さがチーズせんべいの一番の魅力です。
上記のようなポイントに注意しつつ、ぜひあなたの身近にあるお好きな食材で作ってみてください。