コーヒーとチーズの食べ合わせ!相性の良いチーズはこれ!

最終更新日:2018/12/02  

コーヒー チーズ

 

あなたはコーヒーを飲むとき何を合わせますか?

 

相性の良さでまず浮かぶのはデザートですよね。

 

でも実はチーズとコーヒーの食べ合わせも大変おすすめです。

 

チーズの種類やアレンジの仕方で、コーヒーとチーズがともに引き立ち合う食べ合わせがあるんです。

 

そこで今回は、コーヒーとチーズの相性について考えます。

 

これであなたのコーヒータイムが、より豊かなで楽しみな時間になるはずです。

 

 

 

コーヒーと相性の良いチーズはどんなチーズ?

 

コーヒー

 

「コーヒーにチーズ?」

 

と疑問に思う人は多いと思いますが、実際試してみるとこれが意外と合うんです。

 

まずは、チーズとコーヒーの食べ合わせを考える上で相性の良いチーズの傾向をまとめてみました。

 

次のような特徴をもったチーズがコーヒーと好相性です。

 

〇口当たりが滑らかである(生地が柔らかい)

〇フレッシュなミルクの風味を感じる

〇食べていて鼻に抜ける香りを強く感じる

〇チーズの香りにコーヒーやキャラメルのニュアンスがある

 

それでは、具体的なチーズを挙げながら上記の特徴を確認していきましょう。

 

 

コーヒーと食べ合わせたいチーズはこれ!

 

コーヒーとの好相性でNo.1はクリームチーズ

 

クリームチーズ

 

コーヒーとの相性で最もイメージしやすいチーズは、クリームチーズでしょう。

 

ここでいう「クリームチーズ」とは、厳密な定義抜きの、ざっくりとした括りです。

 

具体的には以下のようなチーズがおすすめです。

 

〇マスカルポーネ

マスカルポーネ チーズ

〇クリームチーズ(と商品名に付いたもの)

クリームチーズ

〇ブリヤ・サヴァラン・フレ

〇ブルサン

 

など、脂肪分が多いフレッシュタイプのチーズです。

 

チーズ自体にクセは全くなく、口当たり滑らかでリッチでクリーミー。

 

まさにコーヒーにクリームを入れる感覚で楽しめます。

 

しかも、生クリームよりも低脂肪で、たんぱく質やカルシウムも同時に摂取できます。

 

また、クリームチーズに限らず、ミルクの甘みを感じるリコッタチーズとコーヒーも好相性です。

 

リコッタチーズ

 

基本的にフレッシュタイプのチーズはコーヒーとよく合います。

 

好みで、メープルシロップやはちみつ、ジャム、キャラメルナッツなどを添えれば簡単にちょっとしたデザートの出来上がりです。

 

 

 

爽やかに合わせるならシェーヴルタイプのチーズと浅煎りコーヒーで!

シェーヴルチーズ

 

コーヒーとの食べ合わせで、次におすすめしたいのがシェーヴルタイプのチーズです。

 

シェーヴルとは、山羊のチーズです。

 

しかも、シェーヴルの中でも熟成の若いタイプがおすすめです。

 

若いシェーヴルの特徴は、塩味や刺激が他のチーズよりも穏やかで、口当たりもとてもクリーミーなところ。

 

ほどよく酸味があって、サワークリームを添えるイメージです。

 

そして山羊特有の風味がコーヒーのロースト香と合わさり普段とはちょっと違った印象を楽しめます。

 

例えば、シェーヴルの王道チーズの「サント・モール・ド・トゥーレーヌ」

 

 

国産では、栃木県今牧場の茶臼岳というチーズです

 

 

このように、生地が柔らかいミルキーなタイプを選ぶのがポイントです。

 

コーヒーも浅煎りよりの若干酸味があってマイルドなタイプとよく合います。

 

 

意外にも合う!ウォッシュチーズとコーヒーの食べ合わせ

 

ウォッシュタイプ

 

ウォッシュチーズとコーヒーの食べ合わせもおすすめです。

 

この鼻に抜けるウォッシュチーズ特有の風味がコーヒーの香りと意外にも好相性。

 

例えば、次に挙げるようなチーズ。

 

〇エポワス

エポワス

〇マンステール

マンステール

〇ピエ・ダングロワ

ピエダングロワ

など

 

まずは、ピエ・ダングロワなど、香りやクセが穏やかで、生地が柔らかいクリーミーなタイプを試してみましょう。

 

一方、ウォッシュチーズがお好きな方は「エポワス」も香りと旨味の相乗効果で予想以上にマッチします。

 

コーヒーは酸味の少ない深煎りよりのものやカフェラテで。

 

 

コーヒーと白カビタイプのチーズもおすすめ!

 

白カビタイプ

 

白カビチーズ全般とも良く合います。

 

熟成したカマンベールの鼻を抜ける香りとコーヒーの刺激が意外とマッチします。

 

白カビ特有のきのこや森のような深い風味とコーヒーの芳ばしさも好相性。

 

カマンベールやブリ―とも合いますが、特におすすめは

 

〇ブリヤ・サヴァラン・アフィネ

〇サンタンドレ

 

など、ミルクにクリームを添加して仕上げた白カビチーズです。

 

口溶けが滑らかで、口の中で絶妙なハーモニーを生み出します。

 

 

コーヒーやキャラメルのニュアンスのあるチーズとは?

 

食べ合わせのテクニックとして、「同じ香りの要素をもつ者同士は相性が良い」という法則があります。

 

それをコーヒーとチーズに当てはめると、コーヒーフレーバーのチーズとコーヒーは相性が良いということになります。

 

そんなチーズはあるの?

 

と思いますが、あります!

 

〇サンシモン・ダ・コスタ

サンシモンダコスタ

スペイン産のチーズです。チーズのスモーキーかつコーヒー牛乳のような香りが特徴のチーズ。カフェラテとともに。

 

〇イエトスト

イエトスト

ノルウェー産の山羊や牛のホエーにクリームを添加し煮詰めてつくられるチーズ。キャラメルのような甘い風味が特徴で、現地でも朝食にコーヒーとともに食されるチーズです。ただし、日本では入手しにくいのが難点です。

 

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コーヒーとチーズをよりマッチさせるアレンジの仕方

 

以上、おすすめチーズをいくつか挙げましたが、さらにそのチーズにアレンジを加えることでコーヒーとよりマッチするようになります。

 

ポイントは、コーヒーと似た風味をチーズに加えること。

 

 

上に書きましたが、合わせるもの同士の風味に共通するものが多ければ多いほどより相性が良くなります。

 

では、コーヒーから感じ取れる風味にはどのようなものがあるでしょうか。

 

以下にいくつか挙げます。

 

・チョコレート

・バニラ

・メイプルシロップ

・ローストヘーゼルナッツ

・トースト

・ブラックベリー

・アプリコット

・リンゴ

・カルダモン

・シナモン

・ティーローズ

 

どれもコーヒーに合いそうですね。

 

あなたの好きなコーヒーはどんな香りがしますか?

 

一度香りの要素を捉えてみてください。

 

そして、そのコーヒーから強く感じる香りの要素をチーズに足してみたり、逆にもっと欲しい要素をチーズに添えてみるのも面白いです。

 

例えば、チョコレートのような甘いニュアンスがあれば、チョコレートソースをクリームチーズに添えてみたり、コーヒーにもっとフルーティーさが欲しいときは、ベリー系のジャムをチーズに合わせてみたりと、バリエーションはいくらでも浮かびそうです。

 

 

コーヒーとチーズの相性は無限大!とにかくチャレンジ!

 

コーヒーとチーズの相性は、普段あまりやらないだけに実際に食べ合わせてみると意外な発見がたくさんあると思います。

 

私が良い組み合わせだと思う瞬間は、合わせたときに双方の魅力的な個性が際立ったときです。

 

そして、その魅力が重なって相乗効果で一層美味しく感じるときです。

 

逆に、欠点が際立ったり、個性を消してしまうような組み合わせはすべきではありません。

 

良いと思う組み合わせは人によって違います。

 

ぜひ楽しみながらお気に入りの組み合わせを探してみてください。

 

 

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