最終更新日:2019/07/24
チーズを使ったお菓子はたくさんありますが、えびせんべいとチーズの組み合わせは珍しいですよね。
今回ご紹介する志満秀「クアトロえびチーズ」は、4種類のチーズペーストをえびせんべいでサンドしたお菓子です。
特にお酒好きなあなたは気になるはず。
この記事では、クアトロえびチーズとはどんなお菓子なのか、実際に食べた感想とともに詳しくご紹介します。
Contents
クアトロえびチーズを作っている志満秀(しまひで)さんは香川県を拠点とする海老に特化した専門店。
昭和29年に創業し、「えびてつ」というえびせんべいで成功し規模を拡大。
60年以上も続くえびせんべいの老舗です。
現在は、えびせんべいに限らず、海老を使ったあらゆるジャンルの商品を展開しています。
直営店舗は、香川県と岡山県に5店舗。
その他、全国の百貨店を中心に、約200店舗で取り扱いがあります。
そんな志満秀さんの現在の看板商品が、「クワトロえびチーズ」です。
4種類のチーズペーストを自慢のえびせんべいでサンドして仕上げています。
その4種類がこちら
・ゴルゴンゾーラ&ハニー
・カマンベール&ブラックペッパー
・モッツァレラ&バジル
・チェダー&パルミジャーノ
あなたはどの組み合わせが気になりますか?
ブルーチーズの代名詞ともいえる「ゴルゴンゾーラ」に王道の組み合わせ「はちみつ」を合わせたチーズペーストがサンドされています。
えびせんの色は鮮やかなスカイブルー。
奇抜な色とゴルゴンゾーラのえびせんというインパクトに興味をそそられます。
実際に食べてみた感想は拍子抜けするほどマイルド。
ブルーチーズの特徴である青かびの風味と辛味は穏やかで海老の風味に隠れ気味。
後味には、はちみつからくる優しい甘みが感じられます。
個人的にはもっとブルーチーズのパンチがあっても良いのでは?と思いました。
逆に予想以上にパンチがあったのがこちら。
チーズのコクにブラックペッパーの辛味がアクセントになった印象的な仕上がり。
カマンベールの塩味とブラックペッパーの風味がしっかり効いていて、お酒好きならビールが必ず欲しくなります。
個人的には一番のお気に入り。
バジルと海老の香りの組み合わせが面白いです。
バジルの爽やかな香りが海老に負けずにしっかり感じます。
チーズにモッツァレラを使っているので、味わいは軽やかで塩味もマイルド。
ハーブティーと食べたい1枚です。
焼いたチェダーの芳ばしい香りにチーズ感たっぷり。
チーズの旨味と風味がしっかり感じられます。
パルミジャーノの旨味が長く残り、最も食べ応えのある味わいです。
クワトロえびチーズは、以上の4種類の個性的なチーズペーストが特徴ですが、サンドしているえびせんべい自体もとても美味しいです。
丁寧に作り込まれた薄くて軽い生地は、繊細かつ軽やかな心地よいサクサクの食感。
口に入れた瞬間、豊かな海老の風味が広がります。
ついカラフルな色味に意識が向いてしまいますが、えびせんべい自体もよくできていて魅力的です。
ジャパニーズマカロンというキャッチフレーズの通り、見た目がカラフルでとてもおしゃれです。
えびせんべいとして素直に美味しいですし、そのインパクトからお土産や贈り物にしても喜ばれるのではないでしょうか。
通販で購入しても、写真のようにのし紙包装をしてくれたり、郵送先が自宅の場合は手提げ袋も付いています。
チーズと海老とお酒好きのお友達がいたら贈り物は迷わずこれです。
以上をまとめると、クワトロえびチーズの魅力は
・えびせんべいとチーズのバリエーション豊かな斬新な組み合わせが楽しめる
・えびせんべい単体でみても高品質で美味しい
・和と洋のエッセンスが織り交ぜられた他にはない独自性
かなりざっくりした感想ですが、贈り物としてもらったらきっと多くの方に喜ばれるお菓子です。
でも、惜しい点もあります。
カラフルな見た目とコンセプトのインパクトに比べて、味わいはちょっと地味かなとも感じました。
もちろん、えびせんべいとしての食感や海老の風味を第一に楽しんでもらいたい気持ちは伝わってきますが、チーズペーストの量と風味の個性にもうひと攻め欲しいところ。
そのバランスが商品開発の一番難しいところなんでしょうね。
ちなみに志満秀のチーズえび菓子には他にもバリエーションがあります。
チーズ好きなあなたはぜひ一度試してみてください!
商品の購入はこちらがおすすめ↓