なとりチーズ鱈、チータラ7種類どれがおすすめ?違いや特徴を徹底解説!

最終更新日:2020/05/02  

チーズ鱈 種類

 

チーズを白身魚のすり身でサンドした株式会社なとりのチーズ鱈、チータラは今やおつまみの代名詞とも言える人気商品。

 

どこでも見かける商品ですが、たくさんの種類があって何が違うのか迷った人も多いはず。

 

そこで、現在に主に出回っているチーズ鱈、チータラから7種類を選んで食べ比べ、違いや特徴をまとめました。

 

ぜひ好みの一品を選ぶ参考にしてみてください。

 

 

チーズ鱈、チータラの基礎知識

 

チーズ鱈の種類の説明の前に、チーズ鱈とは何なのか基礎知識をご説明します。

 

チーズ鱈、チータラは、どちらもチーズを白身魚のシートでサンドした商品で、株式会社なとりの登録商標です。

 

同じなとりの商品でも、種類によって「チーズ鱈」と表記されたり「チータラ」と表記されています。

 

その違いは魚肉シートの原材料の違いです。

 

「チーズ鱈」は鱈のすり身のみでつくったシートなのに対し、「チータラ」は、鱈以外のホッケなどの魚肉も使用しています。原材料名の欄にもチーズ鱈は「たらすり身」、チータラは「魚肉すり身」と表記されています。

 

 

元祖チーズ鱈の発売は1982年。食の洋風化が進んできた時代の変化に合わせ和洋折衷珍味をコンセプトに、西洋の素材「チーズ」と東洋の素材「鱈」を組み合わせ商品化。発売とともに大ヒット商品となり、40年近く経った現在も売れ続けています。

 

そんなロングセラー商品のチーズ鱈は現在たくさんの種類が販売されています。

 

それでは具体的にどんな種類があるのか見ていきましょう。

 

 

チーズ鱈、チータラの種類とその違いとは?

 

チーズ鱈の種類の多くは、使っているチーズの種類の違いです。

 

そのチーズは、

熟成チェダーチーズカマンベールチーズパルミジャーノレッジャーノブルーチーズマスカルポーネetc

 

また、チーズの配合比率の違いスモークを効かせたもの要冷蔵チルドタイプ、さらに期間限定のフレーバーを効かせた商品など様々なバリエーションがあります。

 

そんな中から今回選んだのは次の7種類です。

 

チータラ(最もスタンダード)

チーズ鱈 熟成チェダー(12か月以上熟成のチェダーをチーズ中60%使用)

カマンベールチーズ鱈(カマンベールをチーズ中15%使用)

チーズ鱈 パルミジャーノレッジャーノ入り(パルミジャーノレッジャーノをチーズ中13%使用)

スモークチータラ

なめらかな食感のチーズ鱈(マスカルポーネをチーズ中20%使用)

ブルーチーズのチーズ鱈(ブルーチーズをチーズ中8%使用)

 

以下、各商品について概要や特徴をご紹介します。

 

 

チータラ

チータラ

 

最もスタンダードな商品。チーズ鱈とは違い、魚肉シートには鱈以外の魚のすり身も使われています。魚肉シートの風味はチーズ鱈の方が若干強く感じますが、チータラの魚肉シートはより柔らかく歯切れが良いのが特徴です。チーズ鱈のシートはより弾力性と噛み応えがあります。コストパフォーマンスが最も高くバランスの取れた食べやすい味わいです

 

 

チーズ鱈 熟成チェダー

チーズ鱈 熟成チェダー

 

熟成チェダーは、12か月以上熟成させたチェダーチーズをチーズ中60%使用したチーズ鱈です。さらに、厚めに仕上げることでより濃厚な旨味とコクを楽しめるようになっています。

チーズは7種の中で最も硬め。凝縮した旨味と豊かな風味、チェダー特有の酸味が感じられ力強い印象。7種の中で最もチーズ感と旨味の強い種類です。赤ワインやウイスキーなど濃いめの味のお酒に最もおすすめです。

 

 

カマンベールチーズ鱈

カマンベールチーズ鱈

 

カマンベールチーズ鱈は、チェダーチーズ(チーズ中80%)にカマンベールチーズ(チーズ中15%)をブレンドした商品です。カマンベールのクリーミーさが全体をまろやかに仕立てています。チータラよりも味は濃厚で塩味も強く感じます。風味もカマンベールの個性が感じられ複雑です。クリーミーかつ濃厚で複雑な風味が楽しめるのがこの商品の特徴です。

 

 

チーズ鱈 パルミジャーノレッジャーノ入り

チーズ鱈 パルミジャーノレッジャーノ入り

 

イタリア産のパルミジャーノ・レッジャーノをチーズ中13%使用したタイプ。味わいは熟成チェダーに似ていて7種の中では熟成チェダーに次いで旨味を感じる種類です。特徴は、パルミジャーノのフルーティで華やかな風味です。ブレンドされているチーズの個性がしっかりでていて、濃厚な旨味の中にも軽やかさを感じる上品な味わいです。

 

 

スモークチータラ

スモークチータラ

 

スモークチータラは、チータラに燻製香を利かせた商品です。チータラ同様やわらかくしっとりした食感があり、ほんのり効いた燻製香が印象にパンチを与えます。塩味もチータラより強めです。ウイスキーのおともに最もおすすめです。

 

 

なめらかな食感のチーズ鱈

なめらかな食感のチーズ鱈

 

なめらかな食感のチーズ鱈は、セブン&アイグループと株式会社なとりの共同開発商品です。マスカルポーネをチーズ中20%使用し、なめらか食感に仕上げています。チーズは口の中で自然に溶けるほどクリーミーで弾力のある鱈シートと食感の対比が特徴的です。塩味も穏やかで全体としてマイルドな印象です。7種の中では最も食べやすい味わいです。

 

 

ブルーチーズのチーズ鱈

ブルーチーズのチーズ鱈

 

ブルーチーズのチーズ鱈は、ローソンブランドで販売されている商品です。ブルーチーズをチーズ中8%使用されています。風味には思った以上にブルーチーズが出ていて、独特のピリッとした辛みから清涼感も感じます。とはいえブルーチーズが苦手な人でも食べれるくらいマイルドな味に仕上がっています。ちょっと変わりネタで一品というときに最もおすすめな種類です。

 

おすすめチーズ鱈、チータラTOP3

 

それでは上記のまとめとして、タイプ別におすすめの種類をランキングにしてみました。あくまでも個人的な意見なので参考程度に見てください。

 

チーズの旨味、濃厚さ

1位 チーズ鱈 熟成チェダー

2位 カマンベールチーズ鱈

3位 チーズ鱈 パルミジャーノレッジャーノ入り

 

食べやすさ

1位 なめらかな食感のチーズ鱈

2位 チータラ

3位 カマンベールチーズ鱈

 

インパクト

1位 チーズ鱈 熟成チェダー

2位 スモークチータラ

3位ブルーチーズのチーズ鱈

 

 

チーズの個性がしっかり出たチーズ好きも納得の品質

 

以上、なとりのチーズ鱈、チータラ7種類をご紹介しました。

 

実際食べ比べしてみて第一にチーズの個性がしっかり表れていて、それぞれ違いがはっきりしていることに驚きました。

 

どれも品質が高く、チーズ鱈がこれだけロングセラーなのも納得です。

 

なとりでは、これら商品以外にもチーズを使ったおつまみを数多く開発しています。

 

チーズおつまみ商品シェアではトップランナー的存在のなとりの商品には今後も注目です。